イギリス各地でガソリン不足が続くなか、軍の兵士による燃料の輸送業務が始まりました。しかし、影響は年末まで残るという見方も出ています。
イギリス政府に派遣された軍の兵士約200人は4日、国内でも影響が大きいロンドンやイギリス南東部を中心に配備され、燃料の輸送支援にあたっています。
輸送を担ってきた外国籍のタンクローリーの運転手がイギリスのEU(ヨーロッパ連合)離脱や新型コロナウイルスの影響で帰国したことで、ガソリンスタンドへの供給が十分にできなくなっています。
全国のガソリンスタンドのうち約7割(67%)でハイオク、レギュラーガソリンのいずれかの販売に影響が出ていて、17%は完全に売り切れです。
政府は外国籍の運転手に緊急でビザを発給するなどしていますが、年末のクリスマスシーズンまで影響が続く可能性も指摘されています。
[テレ朝news]
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