Home 美國 馬毛島の米軍訓練移転計画 住民説明会に出席 西之表市長の対応とは? 鹿児島(2022.11.21)

馬毛島の米軍訓練移転計画 住民説明会に出席 西之表市長の対応とは? 鹿児島(2022.11.21)

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馬毛島の米軍訓練移転計画 住民説明会に出席 西之表市長の対応とは? 鹿児島(2022.11.21)

アメリカ軍の訓練移転などが計画されている西之表市の馬毛島を巡っては、選挙公約に計画反対を掲げて当選した八板俊輔市長が、計画への賛否を明らかにしないまま、防衛省の要請に応じて島の学校跡地を売却が行われ、米軍再編交付金の支給も決まっています。

このような状況下で、西之表市は八板市長も出席し、これまでの経緯や再編交付金の使い道などについて住民説明会を行いました。

八板市長も出席した11月19日の住民説明会。

アメリカ軍の訓練移転などの計画が進む西之表市の馬毛島を巡っては、9月議会で馬毛島小中学校跡地を防衛省に売却する議案が可決されたほか、2022年度分の米軍再編交付金7億7700万円が西之表市に支給されることが決まりました。

住民説明会は、これらの動きを受けて行われたもので、これまで市は2022年度分の再編交付金については「基金として積み立てる」との説明にとどまっていましたが、19日に開かれた住民説明会では…

八板 俊輔市長
「2023年度以降、使うことを考えている。その内容については、教育関連というふうに検討を進めている」

いまだ、賛否の明言を避ける八板市長はこのように話し、すでに使い道を検討していることを明らかにしました。

その後の質疑応答では、計画に反対する参加者から、計画に反対の立場で当選した八板市長に対し、「市有地の売却や再編交付金の受け取りは公約違反」と指摘する声が相次ぎました。

参加者
「いったんやめて、次の選挙でも信を問うようにしてほしい」

八板 俊輔市長
「当選以後も、この公約を常に意識している」
「地元として戸惑いつつも、防衛省の動きに対応しなければいけない」

一方で、八板市長の立場に理解を示す声も。

参加者
「市長が言うようにこれから先、賛成とか反対とか言う時期ではない」
「どういう風にしていけば良い種子島を作れるか、市長はじめ、皆さんで考えていければ」

参加者
「市長が賛成の方に傾いているなと感じた」

参加者
「市長が苦しい立場だなというのと、議論が足りないと感じた」

高校生
「若い人たちがどう思っているかも、しっかり聞いたほうがいいのでは」

八板市長のリコールを目指している市民団体の代表も、市長の説明に不満をあらわにしました。

市民団体代表・三宅さん
「質問に対して答えない、はぐらかす。どう考えても公約違反で、基地を呼び寄せている」

一方、説明会を終えた八板市長は…

八板俊輔市長
「いろんな意見が市民にあると改めて感じた」
「市民にも、できるだけ判断できるような材料を提供できるように私も頑張りたい」

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